|
◆ 鬱病・更年期
逍遙散(しょうようさん)
★
@逍遙散:[解説](医貫)
主として中年以降の更年期様の不定愁訴(ふていしゅうそ)に用います気分が重い、憂鬱感、疲労、肩こり、頭痛、めまい、不安、不眠、冷え、のぼせ感、怒りなど多様な症状を訴えます。多くの場合、肝気が高ぶり、癇の失調による感情の状態を、逍遙散に香附子、黄連、陳皮を加えると気分の鬱ぎがとれ、気分が楽になります。
逍遙散:[構成]
当帰(とうき): 芍薬(しゃくやく): 柴胡(さいこ):朮(じゅつ): 茯苓(ぶくりょう):3薄荷(はっか): 甘草(かんぞう): 生姜(しょうきょう):黄連(おうれん):香附子(こうぶし):陳皮(ちんぴ):
|
<参考になる処方>
●逍遙散 ●香蘇散 ●温胆湯加味
●半夏厚朴湯 ●桂枝加竜骨牡蠣等
●柴胡加竜骨牡蠣湯
|
|