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病名別解説
涙目・涙のう炎


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 涙目・涙のう炎

涙目は60代以降の人に多くみられ、なんとなくじわじわと涙が流れ出る症状をいいます、涙は目尻の上あたりにある涙腺(るいせん)でつくられ、目の表面をうるおしながら、上下のまぶたの目元にある涙点(るいてん)に吸収されます。さらに涙嚢(るいのう)にたまって、最終的に下鼻道(かびどう)に抜けるのですが、この涙の通り道全体を涙道(るいどう)といいます。慢性的な結膜炎などにより、粘膜が炎症を起こすと、涙道が狭くなって涙が流れにくくなり、あふれて涙目になります、また、老人性の変化によって涙道の涙を吸い込む力が弱くなり、涙目になる場合も多くみられます。

漢方薬にはいくつかの処方があり、老人性の症状から、慢性症状にも良い処方が有ります。
<涙のう炎
◆慢性のもの・慢性涙のう炎と、慢性のものが急に悪化して起こる急性涙のう炎があります慢性涙のう炎は、涙を排出する鼻涙管が詰まるか、狭窄したために、涙のうに涙がたまり、そこに細菌が繁殖して炎症が起こる病気です。




 涙目・涙のう炎


止涙補肝湯
(しるいほかんとう)

①止涙補肝湯:「解説」(張氏医通)
慢性涙のう炎の処方にて、老人など涙流れ止まず、両眼腐爛する者によいとあり、涙目涙のう炎などに応用します。

止涙補肝湯:
「構成」

当帰(とうき):川窮せんきゅう):芍薬(しゃくやく):地黄(じおう);疾蔾子(しつりし):夏枯草(かごそう):防風(ぼうふう):木賊(もくぞく):






参考になる処方


止涙補肝湯  ●苓桂朮甘湯
 ●当帰芍薬散 ●五苓散 ●越婢加朮湯 ●収涙飲 


・・・・上記の処方は、選択しえる参考漢方処方です。・・・・

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