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病名別解説
水虫
白癬菌・爪白癬


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水虫について

水虫は、真菌(カビ)の一種である白癬菌(はくせんきん)が足の表面・角質層に感染して起きることが知られています。
 白癬菌は高温多湿を好むので、水虫は、梅雨から夏にかけて増えます。近年では、気密性の高い建築物や暖房の影響で部屋が一年中暖かいので、冬でも水虫になる人が増えています。また、ナイロン繊維の普及やブーツの流行などから足が蒸れやすいことも、わかい女性の間でも水虫で悩まれている方が多いようです。

水虫の症状としては、
・かゆみ
・痛み
・かゆみ、痛みがなくても皮膚の乾燥、角質、皮がむける

漢方では、水虫の症状と、原因となっている体質を改善することをめざします、 最近では、切れ味の良い西洋薬の水虫薬の内服薬が出てきていますが、肝機能障害など問題になっています、漢方は症状に随って選択します。






水虫

三物黄ごん湯(さんもつおうごんとう)
十味敗毒湯加連翹(じゅうみはいどくとうかれんぎょう)
水虫の酢療法(民間療法として)



@三物黄ごん湯[解説](金匱要略)
手足が熱をもって気持ちが悪く、なにかつめたいものにあてて、冷やしたいような不快感があるもの。頭痛、口と舌が乾燥、皮膚が乾燥するもの、手足、煩熱して眠れない水虫などの皮膚病に応用する。

三物黄湯[構成]
黄今(おうごん): 苦参(くじん): 地黄(じおう):



A十味敗毒湯加連翹:[解説](華岡青洲)
湿疹、水虫などの皮膚疾患に応用します。、発赤があり、痒みが有り、化膿性のものにも応用します、又乾燥して、皮がむけ爪白癬には、連翹が含む製剤を応用する。
真菌に対する皮膚、爪白癬のファーストチョイス。

十味敗毒湯加連翹,
:[構成]
柴胡(さいこ):桜皮(おうひ): 桔梗(ききょう):生姜(しょうきょう): 川弓(せんきゅう):茯苓(ぶくりょう): 独活(どくかつ): 防風(ぼうふう):甘草(かんぞう): 荊芥(けいがい):連翹(れんぎょう):白鮮皮(はくせんぴ):





<紫雲膏>
華岡青州の創製した軟膏、皮膚の枯燥を潤すから,
一名を潤肌膏ともいい、皮膚疾患によく用いられる.
水虫,魚の目,疣,たこ、やけど、しもやけ、ひびなどにもよい.


水虫酢療法
は米酢がよいという。これは昔からの経験で、最近のようにいろいろの種類がなかったためもあるでしょう。酢ならなんでもよいと思う。
 酢をアルマイトのような腐食しない容器に、足の水虫の場合、足が漬かるぐらいに入れる。容器を火上で温めてから、足を漬ける。漬ける時間は1回に10〜15分くらい。
 終わったら、乾いた布で足を拭うだけで、その後、お湯などで洗ってはいけない。これを患部がよくなるまで毎日継続する。通常2〜4週間で全快する。肝腎なことは、途中で中断してはいけないことと、使用済みの酢を捨ててはいけないことである。使っているうちに黒ずんで汚くなるが、新しいのに取り替えてはいけない。新しくすると効力が落ちる。古いのがよいのである。

◎使用後の容器は、何かで覆って蒸発を防ぐ。第一、においが強いからである。少なくなったものに、新しい酢を足すのは差し支えない。
 酢に漬け始めてから数日後に、患部の腫脹疼痛が増悪することがある。通常そのまま継続して差し支えない。一過性で数日後に快方に向かう。




参考になる処方名


三物黄ごん湯 ●十味敗毒湯加連翹
酢療法 ●紫雲膏

 ・・・・上記の処方は、選択しえる参考漢方処方です・・・・ 

                          

 

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