@香砂六君子湯:「解説」(勿誤薬室方函口訣)
胃腸虚弱な体質の者で、心下部が痞えて食欲不振、疲れやすくて貧血し、冷え性の者に用いる、本方は主として、胃下垂・胃アトニー・食欲不振に用いられる、この処方は、胃だけでは無く、皮膚に潤いが出たり、風邪もひかなくなる。
◆二陳湯が含まれており、消化管の機能の弱さ、気分の鬱的な感じを緩解し、吐き気に対処できる、煎じ薬のほうが、効き目が良い、又虚弱者、老人の胃腸の機能低下に応用される。
香砂六君子湯:「構成」
人参(にんじん): 白朮(びゃくじゅつ): 茯苓(ぶくりょう):半夏(はんげ): 陳皮(ちんぴ):生姜(しょうきょう):大棗(たいそう): 甘草(かんぞう):香附子(こうぶし):縮砂(しゅくしゃ):かっ香(かっこう): |