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病名別解説
陰部掻痒症
陰門掻痒症



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陰部掻痒症について.


陰部掻痒症漢方薬では、皮膚科的に特別な原因が見られない場合に応用できる、限局性皮膚掻痒症は、多くは便や尿もれの刺激、神経過敏、陰部皮膚粘膜の乾燥的変化などが原因になります、漢方では、陰門掻痒症として処方が選択されます。




陰部掻痒症

八味地黄丸(はちみじおうがん)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
荊防敗毒散(けいぼうはいどくさん)
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

蛇床子腰湯(じゃしょうし)外用



@八味地黄丸:「構成」(金匱要略)
腎虚の処方である、腎虚と云うのは、副腎皮質障害の意味も含まれる、たとえば、ステロイド軟膏の副作用、婦人陰門掻痒症に奏す、又老人性掻痒症、夜間尿、などにも良い、本方は中年以後の老齢者に用いる事が多いが、若い人にも良よく年齢にこだわらない、胃腸が丈夫な人には症状に随って応用する、又黄連解毒湯の処方と合方が使用される。

腎気丸:
「構成」

乾地黄(かんじおう):山茱萸(さんしゅゆ): 山薬(さんやく):沢瀉(たくしゃ):茯苓(ぶくりょう):牡丹皮(ぼたんぴ): 桂枝(けいし): 附子(ぶし):



A黄連解毒湯:「構成」(外台秘要方)
掻かずにはいられない程の痒さ、体が温まると痒くなるなどに応用する。夜寝る前に黄連解毒湯を服用すると痒みが治まる、陰部が痒く、下着がさわってもいたたまれない、又、夜間体が温まっても痒みが強く安眠出来ない、程の痒さは黄連で血熱をさます、石膏を加え症状に随って応用する。

黄連解毒湯:[構成]
黄連(おうれん): 黄今(おうごん): 黄柏(おうばく): 山梔子(しし): 石膏(せっこう):



B荊防敗毒散「解説」(万病回春)。
陰嚢性湿疹、陰部掻痒症、真菌の原因でなくとも、陰嚢の皮膚の慢性湿疹にてなかなか難治なものに用いる。
皮膚の状態は、体の解毒ををはかる事が治癒機転を促進する。

荊防敗毒散
「構成」
荊芥(けいがい):防風(ぼうふう):羌活(きょうかつ):独活(どっかつ):前胡(ぜんこ):柴胡(さいこ):連翹(れんぎょう):桔梗(ききょう):枳穀(きこく):川窮(せんきゅう):金銀花(きんぎんか):薄荷(はっか):茯苓(ぶくりょう):甘草(かんぞう):



C竜胆瀉肝湯「解説」
泌尿器、陰嚢、陰嚢性湿疹、陰部掻痒症に応用する。
生殖器に湿熱があり、下焦に於ける諸々の炎症疾患によい、
体の解毒ををはかる事が治癒機転を促進する。

竜胆瀉肝湯
「構成」
当帰(とうき):芍薬(しゃくやく):川窮(せんきゅう):地黄(じおう):黄連(おうれん):黄ゴン(おうごん):黄柏(おおうばく):山梔子(さんしし):連翹(れんぎょう):薄荷(はっか):木通(もくつう):防風(ぼうふう):車前子(しゃぜんし):甘草(かんぞう):竜胆(りゅうたん):沢瀉(たくしゃ):





外陰部の洗浄
D蛇床子の腰湯:[解説]
民間療法として陰嚢湿疹・外陰部掻痒・疥癬・皮膚白癬症な掻痒がある時には腰湯して煎じて外用とする。

蛇床子腰湯:[構成]
蛇床子(じゃしょうし):当帰(とうき):威霊仙(いれいせん):苦参(くじん):



参考になる処方名

●八味地黄丸 ●黄連解毒湯  
●竜胆瀉肝湯 ●加味逍遙散  ●消風散
●十味敗毒湯加連翹 ●荊防敗毒散
 ●蛇床子湯(外用)

・・・・上記の処方は、選択しえる参考漢方処方です・・・・

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