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病名別解説
疣贅・イボ
鮫肌・乾燥肌


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イボ・疣鮫肌について

いぼ・疣は民間薬療法としてハトムギ・ヨクイニン・がよく知られている。これは、いわゆる水いぼには有効であるが種類の異なるいぼ・疣はうまく治らないことも多い。このような時に漢方薬の処方を運用して良い事がある。代表的な処方して、葛根湯にヨクイニン:土骨皮:荊芥を併用する、三壮灸をすると良い。




いぼ・疣

葛根湯(かっこんとう
荊芥・土骨皮
・ヨクイニン(けいがい・どこっぴ・よくいにん)
升麻葛根湯(しょうまかっこんとう)


@葛根湯[解説](傷寒論)
葛根湯は応用範囲が広く、皮膚疾患において、疣、蕁麻疹などに応用する。疣には荊芥・土骨皮・ヨクイニンを併用すると良い。

葛根湯[構成]
葛根(かっこん): 麻黄(まおう):大棗(たいそう):生姜(しょうきょう):桂枝(けいし):芍薬(しゃくやく): 甘草(かんぞう): 



A升麻葛根湯:[解説](牛山方考)
此の処方は細かい疣が群生するに応用する、香月牛山は牛山方考に面部の細かい疣は升麻葛根湯に四君子湯 、連翹、山梔子、黄ゴンを加えると常に妙方とある。

升麻葛根湯加減
:[構成]
升麻(しょうま): 葛根(かっこん):芍薬(しゃくやく):甘草(かんぞう): 連翹(れんぎょう):山梔子(さんしし):黄ゴン(おうごん):人参(にんじん): 茯苓(ぶくりょう): 白朮(びゃくじゅつ):生姜(しょうきょう)





灸の方法

いぼ三壮灸をし、紫雲膏をつけます。

<三壮灸について>
沢山出ている疣(イボ)の、一番大きい物に、米粒大のモグサで
3回同じ場所に灸をする、その跡に紫雲膏を塗ると良い。


<相談者からの便り>
 先週にお灸の話を聞いて直ぐその日から開始しました。
3日目位から「あら、減ってきた?」という手ごたえがあり、それからはめきめき快方に向かいまして、今は痒みで引っかいた傷がある位です。嘘みたいに引っ込んでしまいました。
先週は顔だけでなく、脇、胸、手までぽつぽつ出来かかっていたのにです。
この数年(5年位)は何だったのでしょう。現在は朝、夕2回の飲用を続けています。これは継続していくつもりです。お灸はもういいかなと思います。先ずはお礼と報告です。
ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
<よく効いた例です、個人差はありますが、灸も非常に良いと思います。>






 <紫雲膏>
皮膚の枯燥を潤すから,によく用いられる.
一名を潤肌膏ともいい,水虫魚の目たこなどにもよい、
成分は、紫根:当帰:胡麻油:蜜蝋などを含有し、
良質の軟紫根を原料にした物が良い。。






《鮫肌》

温経湯(うんけいとう)

A温経湯:「解説」(金匱要略)
 金匱要略の婦人雑病篇に、肌魚鱗の若く手掌煩熱、口唇乾燥とある、女性らしい皮膚を保つのに、最適な処方である。ヨクイニンなど合わせて服用すると、鮫肌の8割はこの処方でうまくいくまた皮膚は内臓の鏡である、当然内分泌のバランスの悪さも漢方で同時に改善をはかる事が出来る、女性に限らず男性にもよい、肌に潤い艶がでる処方である。

温経湯:[構成]
呉茱萸(ごしゅゆ): 半夏(はんげ): 麦門冬(ばくもんどう):川窮(せんきゅう):芍薬(しゃくやく): 当帰(とうき):人参(にんじん):桂枝(けいし): 阿膠(あきょう): 牡丹皮(ぼたんび):生姜(しょうきょう):甘草(かんぞう):






参考になる処方名

●葛根湯 
●麻杏よく甘湯  ●桂枝茯苓丸・ヨクイニン
●当帰芍薬散 ● 加味逍遙散加四物湯・
●温経湯 ●升麻葛根湯


 
・・・・上記の処方は参考漢方処方です・・・・

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