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病名別解説
五十肩・頸腕障害
むちうち



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五十肩・頸腕障害について

五十肩、頸腕障害漢方処方は、一般の疼痛疾患の治療の処方と、同じくするが、とくに五十肩に良く用いられる処方があるので、処方解説と共に紹介する。

万病回春
臂痛(ひつう)に、臂痛むは、湿痰、経絡に横行するに因る、二朮湯(にじつとう)痰飲、双臂痛むを治す。是れ上焦の湿痰、経絡の中に横行していたみをなす、又原因としては、臂痛は、風寒湿に博(う)たるるに因る、或いは睡後、手、襖(ふすま)の外にあり、寒邪の為に襲われ、遂に臂痛ましむ、及び乳婦、臂を以て児に枕し、風寒に傷(やぶ)られて臂痛を致す、とある。






五十肩・頸腕障害

二朮湯(にじゅつとう)
治肩背拘急方(ちけんばいこうきゅうほう)
十味坐散(じゅうみざさん)
当帰鬚散(とうきしゅさん)

独活葛根湯(どっかつかっこんとう)


@二朮湯:[解説](万病回春
痰飲双臂痛む者、及び手臂痛むを治す。
此の処方の五十肩の目標は、水肥り気味、体がいつもだるい、十分眠れない、イライラする、手足がほてる、汗っかき(全身)、頭重、立ちくらみ、咽が渇く尿が出しぶり、量が少ないなど、水毒体質の人に適応する、四十肩、五十肩、上腕神経痛に、症状に対して選択される。

二朮湯:[構成]
半夏(はんげ):白朮(びゃくじゅつ):天南星(てんなんせい):陳皮(ちんぴ):茯苓(ぶくりょう):香附子(こうぶし):黄ゴン(おおごん):威霊仙(いれいせん):蒼朮(そうじゅつ):生姜(しょうきょう):甘草(かんぞう):



A十味坐散[解説](葉氏)
「勿誤薬室方函口訣」には臂痛、筋を連ね、挙動困難、及び手臂痛むを治す。五十肩にて、日数が経過し、筋肉が萎縮し、汗っかき(全身)、疼痛が慢性化し、皮膚の乾燥、筋肉の軟弱な四十肩、五十肩、上腕神経痛に、症状に対して選択される。

十味坐散:[構成]
白朮(びゃくじゅつ):茯苓(ぶくりょう): 当帰(とうき):川窮(せんきゅう):芍薬(しゃくやく):地黄(じおう):防風(ぼうふう):黄耆(おおぎ):桂枝(けいし):附子(ぶし)



B治肩背拘急方:[解説](中川摂洲)
中山摂州の考案した処方である、
気鬱より肩背に拘急する者即効ありと記載されている
神経衰弱、神経症などで、他の処方が効かないもの、肩背両側に緊張感、疼痛感を訴え、苦労症で常に訴えの多い者に良い。
半夏厚朴湯と同時に服用など、証に対して選択される。

治肩拘急方:[構成]
茯苓(ぶくりょう):香附子(こうぶし):烏薬(うやく):青皮(せいひ):我朮(がじゅつ):甘草(かんぞう): 



C当帰鬚散:「解説(古今方彙)
交通事故の後遺症当帰鬚散応用する、古今方彙の金瘡杖瘡折傷門に打撲して気は凝り、血は結んで胸腹脇の痛みを治すとあるむち打ち損傷、打撲の症状に対して選択される。

当帰鬚散:[構成]
当帰(とうき):紅花(こうか):芍薬(しゃくやく):甘草(かんぞう):烏薬(うやく):香附子(こうぶし):蘇木(そぼく):桂枝(けいし)桃仁(とうにん):



D独活葛根湯:「解説」(外台秘要方)
独活葛根湯は、葛根湯の加減にて地黄、独活を加えた処方です、ねちがい五十肩などの比較的早期に応用され、痛み、強ばりの軽減によい、又患部の血行障害の改善に役立つ、鍼治療もよい、痛みがが和らいだら、駆お血剤を併用する

独活葛根湯[構成]
葛根(かっこん): 麻黄(まおう): 大棗(たいそう):生姜(しょうきょう): 桂枝(けいし):芍薬(しゃくやく): 甘草(かんぞう):地黄(じおう):独活(どっかつ):





参考になる処方名

 ●二朮湯 ●当帰鬚散 ●十味挫散 ●葛根湯 
●葛根加朮附湯 ●治肩背拘急方 ●桂枝茯苓丸
●独活葛根湯


・・・上記の処方は、参考漢方処方です・・・・

                 

  
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